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下北沢の古民家カフェが5月末に閉店へ 14年の歴史に幕

民家の佇まいを活かした内装

民家の佇まいを活かした内装

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 下北沢南西口にある、築50年の古民家を改装したカフェ「mois café(モワカフェ)」(世田谷区北沢2、TEL03-3421-1844)が建物の老朽化を理由に、5月末に閉店する。

アップルパイ風レアチーズケーキ(650円)

 「mois café」は、都内で多くのリノベーション事業を手掛けるリノベーションプランニングが運営し、2004年にオープン。同社社長が物件にほれ込み、オーナーへ熱心に要望しオープンが決まった。高い天井にむき出しの梁(はり)や柱、板張りの床と、木のぬくもりを感じられる内装が特徴。店長の海法奈津美さんは「懐かしいような落ち着いた雰囲気は、他のどの店舗にも似ていない当カフェ独自のもの。思い入れのあるお店なので閉店は残念」と話す。

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 静かな住宅街の立地もあり、地元住民やリピーターを中心に、ゆっくりと時間を過ごせる場所として親しまれてきた。かつては1階部分にギャラリーを併設し、下北沢在住のクリエーターの作品を展示するなど地域に根差した活動も行ってきた。

 人気メニューは、アップルパイ風レアチーズケーキ(650円)。チーズとアップルコンポートを盛り付け、写真映えするこの一皿をきっかけにSNSで注目が集まっている。最近は海外からの来客も増えており、古い日本家屋を生かした店の雰囲気は海外からの観光客にも好評だという。

 閉店後の予定は未定だが、カフェの名を残し存続するべく次の展開を模索している。「良い街で良いお客さまに支えられ、良いお店を続けてこられた。今までのご愛顧を心からありがたく思う。今後の展開を楽しみにお待ちいただけたらうれしい」と海法さん。

 営業時間は12時~23時(土曜・日曜・祝日は11時30分~)。

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