下北沢経済新聞の2018年PV(ページビュー)ランキング1位に輝いたのは、上半期のランキングに引き続き、改装が続く下北沢駅の完成イメージ公開の記事だった。
2位は、同じく下北沢駅の南口(実は仮南口という呼称だった)廃止のニュース。3位は、14年間、根強いファンに支えられた古民家カフェ閉店の記事だった。
ランキングは今年1月1日から12月13日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り。(カッコ内は掲載日)
1. 下北沢駅の完成イメージ公開 2階に商業施設、5つの改札口に(5/1)
2. 下北沢駅の「仮南口」廃止へ 長年の待ち合わせスポット消える(3/22)
3. 下北沢の古民家カフェが5月末に閉店へ 14年の歴史に幕(4/25)
4. 駒場祭でミス&ミスター東大が決定 ミスは教養学部の西村若奈さんに(11/28)
5. 下北沢駅前に「シモキタフロント」 2019年秋に開業へ(8/24)
6. 下北沢にバインミー専門店 ベトナム人女性が本場の味を再現(5/29)
7. 下北沢のケーキ喫茶「ティッシュ」、8月閉店へ 女性店主「子どもと土日を一緒に」(7/13)
8. 東京農大前世田谷通りにNY発の朝食店「egg」 「生産者が見える食」提供(12/3)
9. 下北沢のピーコックストアに「100円ショップ」 初の直営店(8/10)
10. 下北沢で坂口杏里さんがイベント 芸能界完全復帰目指す(10/30)
長く改装状態が続く下北沢駅が一体どういう形になるのかが明らかになった「完成イメージ公開」(1位)、新たに出来る駅前の施設「シモキタフロント」(5位)に興味は集中。「メインの出口」と思われていた「仮南口」の廃止も注目を集めた。長くシモキタ住人に憩いの時間を提供し続けた「古民家カフェ」の閉店(3位)、ケーキ喫茶「ティッシュ」の閉店(7位)など、相次ぐ名店の閉店ニュースに悲しみの声も目立った。
そのほか、ベトナム風サンドイッチバインミーの専門店(6位)や、カレーフェスの「アンゼリカ」限定復活(12位)、豪徳寺の多肉・塊根植物専門店のオープン(11位)、下北沢の甘味処オープン(19位)など、復活・新規オープンを知らせる記事も人気だった。
来年は、下北沢駅のリニューアルがさらに加速し、街の様相や人の流れが激変することが予想される。来年も下北沢駅エリアの動きに注目していきたい。