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下北沢で「天狗まつり」 前夜には店内に豆をまく「露払いの儀」も

「天下一天狗道中」の様子

「天下一天狗道中」の様子

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 下北沢で「第87回 下北沢天狗まつり」が2月1日~3日に開催される。

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 同祭りは、曹洞宗大雄山真龍寺(そうとうしゅうだいゆうざんしんりゅうじ)に天狗の守護神・道了薩?(どうりょうだいさった)を祭ることに由来した、下北沢で代々受け継がれている伝統行事。

 2日に開催する「天下一天狗道中」では、大天狗・烏天狗を中心にして山伏・福男・福女などが福豆をまきながら商店街を練り歩く。昨年真龍寺が小田原市に移転したが、祭りの「顔」である山車・天狗面車は今年も登場し、列の最後尾につきイベントを盛り上げる。

 本祭である「天下一天狗道中」前夜の1日は、「烏天狗道中前夜露払いの儀」が行われる。烏天狗や山伏などが商店街の飲食店に出没し、参加する16店舗の店内に豆をまいていくというもの。

 実行委員長の熊切栄一さんは、「露払いの儀」について「消防の関係で今は廃止になったが、以前はかがり火をたき、松明を持って夜の商店街を移動したもので、大変迫力があった」と振り返る。

 最終日の3日には、スタンプを集めて賞品を懸けたゲーム「天狗福豆・目方でドン!」を開催。

 「近年は外国人観光客の来場も多く、広く認知された行事となっている。ラジオやテレビ、新聞などで見聞きしたことがある方も、実際に見れば想像を上回るものになると思う。ぜひ足を運んでほしい」と来場を呼び掛ける。

 1日の「烏天狗道中前夜露払いの儀」は20時開始。2日の「天下一天狗道中」の開催時間は13時30分~16時。

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