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下北沢の演劇グッズ専門店が2周年 「演劇ファンの裾野広げたい」

店内の様子

店内の様子

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 下北沢の演劇グッズ専門店「観劇三昧(ざんまい)下北沢店」(世田谷区北沢2、TEL 03-5738-8539)が、1月20日で2周年を迎えた。

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 同店は、演劇の映像配信サービス「観劇三昧」を提供するネクステージ(本社=大阪市浪速区)が運営し、DVDや台本、全国の劇団のグッズなどを幅広く取りそろえる。扱うグッズ数は開店当初の約80劇団、600種類から300劇団、3000種類へと幅広く増やした。

 店長の川本直人さんは「オープン当時はどんなお店か分からず入店されるお客さまも多かったが、2年たち、お店の存在を知って来店される方が増えた。観劇や旅行で遠方から来られた方が、来店してくださることもある」と話す。

 下北沢で公演中であったり、観劇に来たりした劇団員が店に寄ることも多い。店にある交流ノートには劇団員からのコメントや来店者のコメントが書かれ、コミュニケーションツールとなっている。

 現在一推しの劇団を聞くと、「たくさんあるが、あえて選ぶなら『柿喰(く)う客』と『BED&MAKINGS(ベッド&メイキングス)』」と川本さん。「『柿喰う客』は劇団員を増やして規模が大きくなった。今年は本多劇場での公演も予定されている。『BED&MAKINGS』は著名な富岡晃一郎さんと福原充則さんによる劇団で、注目されている。『サルでも分かる哲学』をテーマにした作品は世の中を生きやすくするヒントがちりばめられていて、初心者にも分かりやすい」という。

 今後の展望について「お芝居を知らないような人にも気軽に来られる空間にしたい。今年はイベントを充実させ、演劇とは違った分野のゲストも呼ぶことも考えている。ファンの裾野を広げていきたい」と意気込む。

 営業時間は11時~20時。水曜定休。

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