下北沢の一番街商店街を中心に1月31日~2月2日、節分祭「下北沢天狗(てんぐ)まつり」が開催される。
今年で88回目を迎える同イベント。「福が充満することで鬼はおのずと退散する」という考え方から、「鬼は外」とは言わず「福は内」を3回唱える豆のまき方が特徴。
31日は「烏(からす)天狗道中前夜 露払いの儀」(20時~)。烏天狗や山伏が一番街商店街の飲食店などに出没する。
1日は「天下一天狗道中」(13時30分~16時)。大天狗、鳥天狗を中心に、山伏、福男、福女が福豆をまきながら下北沢の商店街を練り歩く。
2日は「天狗福豆 目方でドン!」(13時~16時)が行われる。一番街商店街の店舗で買い物をするともらえるスタンプなどを集めると、商店街の事務所でゲームに参加できる。福豆も柄杓(ひしゃく)ですくい、当日発表される「ラッキーグラム数」と同じ重さになれば「ピタリ賞」として世田谷区内共通商品券1万円分が進呈される。
実行委員長の熊切栄一さんは「家族、友人などお誘い合わせの上、お越しいただければ」と呼び掛ける。