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下北沢に「進化系豚汁」専門店 具材にスペアリブも

「ごちとん」で提供する「進化系豚汁」

「ごちとん」で提供する「進化系豚汁」

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 豚汁定食専門店「ごちとん」(世田谷区北沢2、TEL 03-6450-9090)が5月11日、下北沢にオープンした。運営はバックパッカーズ(千代田区)。

「ごちとん」外観

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 2017(平成29)年に代々木で開業した同店。店名は「野菜を食べるごちそうとん汁」の略。同社社長の佐藤卓さんは「開業以来、地元の多くのアーティストたちから愛されてきたが、コンセプトに個性が強いので、なかなか広く誰にでも受け入れられるお店ではなかった。そこで新たに展開するに当たっては、新しいサブカルチャーの総本山ともいうべき下北沢で、地元の感覚の鋭いお客さまに試していただきたいと考えた」と話す。

 「豚汁とは豚肉を使った汁のこと」という定義に基づき、「進化系豚汁」を提供する。「例えば、キーマカレーも豚ひき肉を使っているので豚汁、スペアリブも豚肉なので豚汁、といった発想。豚汁はみそ汁界の一番のごちそうメニューという考えで、全ての具材を大きく、ぜいたくに使っている」と佐藤さん。

 メニューは、九州麦みそベースで炙(あぶ)り豚しゃぶや各種野菜などが入った「ごろごろ野菜の豚汁」(690円)のほか、「炙りスペアリブ豚汁」(890円)、西京みそ、炙り豚しゃぶ、炙りスペアリブ、各種野菜などが入った「西京味噌のごちそう豚汁」(990円)など、常時9~10種類の豚汁を用意する。「アジフライ弁当」(290円)など、弁当セットと組み合わせることも可能。メニューは全品テークアウトに対応する。

 佐藤さんは「個性が強いので万人受けしないことを自認しているが、きっと下北沢の皆さまには理解いただけると思い、満を持してこの地にやってきた。お肉たっぷり、野菜たっぷりの『ごちそう豚汁』をお試しいただければ」と呼び掛ける。

 営業時間は11時~23時。現在は、コロナウイルスによる自粛で営業時間を11時~20時に短縮している。コロナウイルス対策として店員のマスク着用や検温、アルコール消毒剤の設置、座席の間引き、十分な換気を行っている。

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