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下北沢のライブハウスがライブ配信サポート アーティストの支援目指す

無観客ライブ配信サポートのイメージ

無観客ライブ配信サポートのイメージ

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 下北沢のライブハウス「下北沢GARDEN」(世田谷区北沢2)が6月1日、「コロナに負けるな! 期間限定ライヴ配信プラン」を開始した。

「下北沢GARDEN」内観

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 新型コロナウイルスの影響でライブの中止を余儀なくされているアーティストを応援するため、無観客ライブ配信のサポートを行う。撮影は同店で行い、リアルタイムでの配信のほか、タイムシフトやアーカイブでの視聴、有料配信や無料配信での投げ銭システムなどにも対応する。

 同ライブハウスを運営するRAWTIC(ロウティック)社長の井上哲央さんは「もともとMV(ミュージックビデオ)ディレクターとして活動しており、この環境を生かして、音楽の灯を消さないように何かできることをと考えた。これまでライブ配信はプロモーション的に使われることが多く、きちんと収益化できるようなビジネスモデルがなかなか成立しなかった。特にインディーズから中堅のアーティストにはコスト面で難しく、安価で制作できてもクオリティーが低ければ、ユーザーはお金を払って見たいと思わない。そこで当ライブハウスである程度の映像的なクオリティーを担保しつつ、収益化できるモデルケースを構築することを目指したい」と話す。

 「今回のプランでは正直、月々の固定費を考えるととても利益が出るような金額ではない。ただ、様子を伺ってじっとしていても何も始まらないので、まずは手探りでも、アーティストと音楽ファンをつなげられる場を提供したいという思い」と井上さん。「私が大好きなJAGATARAの曲の歌詞に『昨日は事実、今日は存在、明日は希望』という一節がある。月並みな言い方だが、明けない夜はないと信じて、共に頑張っていければ」とも。

 料金は、平日=25万円、土曜・日曜・祝日=30万円。サービス実施期間は7月31日まで。

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