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下北沢トリウッドが営業再開 映画「ドロステのはてで僕ら」公開へ 

「ドロステのはてで僕ら」(c)ヨーロッパ企画/トリウッド2020

「ドロステのはてで僕ら」(c)ヨーロッパ企画/トリウッド2020

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 下北沢の映画館「トリウッド」(世田谷区代沢5)が6月5日、営業を再開し、映画「ドロステのはてで僕ら」を公開する。

「ドロステのはてで僕ら」ポスター(c)ヨーロッパ企画/トリウッド2020

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 同作は、京都を拠点に活動する劇団「ヨーロッパ企画」による、劇団として取り組む初のオリジナル長編。雑居ビルにあるカフェで起こった、2分前と2分後がつながるというSFめいた事象を軸に物語を展開する。配給元でもある同作と下北沢映画祭のコラボレーション企画「ヨーロッパ企画と下北沢映画祭のトリウッド大作戦」の中でも上映された上田誠監督の短編「ハウリング」をリブートして製作作された。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響により上映を延期していたが、今回「トリウッド」と「京都シネマ」(京都府)から試運転上映をスタートする。

 同日の19時からは、同映画を公開する全国の映画館への応援企画として、オンライン上映会を開催。上映前には原案・脚本の上田誠さん、監督の山口淳太さん、キャスト全員によるオンライン舞台あいさつを行う。視聴者は視聴券購入時に、全国15館から支援したい映画館を選択すると、チケット料金の売り上げの一部が映画館に送られる。現在、チケットの販売は終了している。

 同作宣伝担当の平井万里子さんは「『じわじわ封切りキャンペーン』と銘打ち、全国各地で細く長く楽しんでいただける上映を目指している。6月5日は、そのキャンペーンのキックオフ。同作は『サマータイムマシン・ブルース』をはじめ、これまで主に時間やSFをテーマにしてきたヨーロッパ企画独特のギミックがちりばめられた、見るたびに新たな発見がある映画。ぜひ映画館で何度でも楽しんでほしい」と呼び掛ける。

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