下北沢で、「お店の公募」と題して路面店の出店者募集が始まっている。
小田急線の東北沢駅から世田谷代田駅までの地下化に伴って生まれた「下北線路街」に新たな建物(世田谷区北沢2)が誕生することとなった。小田急電鉄や株式会社散歩社などによる「お店の公募運営事務局」が現在、そのエリアに出店する事業者を募集している。場所は、現在の下北沢駅南西口改札前エリアとなる。
下北線路街の開発コンセプト「BE YOU.シモキタらしく。ジブンらしく。」に従い、「マニュアル化されたチェーン店ではなく、出店者自身の色を出した、地域との関わりを大事にして運営する事業者が期待されている」という。公募区画の付近には緑豊かな広場と遊歩道の設置も計画されているため、屋外空間の活用も可能となる。
小田急電鉄の向井隆昭さんは「公募という形で予期せぬすてきな出会いがあることを願っている。一緒にまちを盛り上げていきたい事業者の方々、ぜひご応募を」と呼び掛ける。
募集期間は11月4日まで。その後選定が行われ、12月に出店者が決定する予定。