下北沢のライブハウス「CLUB Que」で3月30日、弁当と自家製ピクルスの販売が始まった。
「CLUB Que」は1994(平成6)年にオープンした老舗ライブハウス。ライブ終了後はパブ営業を行っていたが、新型コロナの影響で営業ができなくなっていた。そこで同店の夜営業のカウンターに20年以上立ち続けたバーマスターの玉井一人さんが「TAMATAMA FOODS」を設立。ライブハウスを救うため、弁当と自家製ピクルスの販売を始めた。
メニューは、「唐揚げ弁当」「ミートボール弁当」「ハンバーグ弁当」「キャロットピクルス」「サラダピクルス」「フルーツピクルス」。玉井さんは「リハーサル後のバンドマンに人気だが、一般の方にも販売する。油淋鶏(ユーリンチー)風味の唐揚げと、肉厚なハンバーグを中心に展開している」と話す。
価格は、弁当が550円~600円。ピクルスは種類やサイズによって500円~3,500円で取りそろえる。CLUB Queの当日の出演者やスタッフは50円引き。前々日17時までに5,000円以上の注文客には下北沢エリア内であれば無料で配達も行う。
新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置期間(4月12日~5月11日)の飲食営業時間は20時まで。