カフェラウンジや映画館、シェアオフィスなどを備えた複合施設「(tefu)lounge(テフラウンジ)」が先月20日、下北沢駅南西口に開業して2週間が経った。
「(tefu)lounge」は、小田急線の地下化で生まれた「下北線路街」に新たに建設された地上5階建ての複合施設で、下北沢駅の商業施設「シモキタエキウエ」と直結している。延べ床面積は1460平方メートル。
2階と3階には、喫茶店や図書館をイメージした約120席を備えるカフェ兼ラウンジ「(tefu)lounge by KITASANDO COFFEE(テフラウンジ バイ キタサンドウ コーヒー) 」が入り、軽食や自家焙煎(ばいせん)コーヒーなどを提供する。専用アプリを使って空席状況の確認や席の予約ができるほか、ドリンクなどを事前に注文することもできる。2階には、1スクリーン71席を備えた映画館「シモキタ - エキマエ - シネマ K2」もあり、毎日10時ごろから23時ごろまで国内外の映画を上映する。
3階と4階はシェアオフィスになっており、個人向けのブースや法人向けの個室、ウェブ会議用のブースや会議室を備える。
1階には、パリ発のコーヒースタンド「Belleville Brulerie TOKYO(ベルヴィル ブリュルリー トウキョウ)」が入り、今月末にはオーガニック食材などを取り扱うスーパーマーケットもオープンする予定。
「(tefu)lounge」を企画・運営するUDSの企画担当者は「下北沢近隣地域で暮らし、働き、遊ぶ人たちが、空間や時間を分かち合いながら、より豊かな時間を過ごせる『まちのラウンジ』を目指している。長期間にわたる工事でご迷惑をお掛けしてきたが、この新しい施設を大いに活用してもらいたい。これからこの地域と共に発展していきたい」と話す。
「(tefu)lounge by KITASANDO COFFEE」の営業時間は9時~21時(ラウンジの最終チェックインは閉店1時間30分前、まん延防止等重点措置の期間中は20時閉店)。