「月」をテーマにしたアートフェスティバル「ムーンアートナイト下北沢2023」が9月16日、下北沢で開催される。主催は下北沢商店連合会、小田急電鉄株式会社、スタートバーン株式会社。
「ムーンアートナイト下北沢」は、昨年の初開催時に約32万人が訪れたという大型イベント。「月」をかたどったシンボル作品として、「下北線路街 空き地」(世田谷区北沢2)にイギリスのアーティストでルーク・ジェラムさんが手がけたNASAの月面写真がモチーフで直径7メートルの作品「Museum of the Moon」を設置する。「BONUS TRACK」(代田2)と「カトリック世田谷教会」(北沢1)には、オーストラリアを拠点とするアーティストのアマンダ・パーラーさんが手がけたウサギの姿を模した「Intrude」も設置する。
普段は開放されていない東北沢駅屋上には、色とりどりの棒が集結するインスタレーションで鬼頭健吾さんの作品を展示。初心者にも分かりやすい天体観測会も開催する。同駅屋上への入場料金は500円。
街中に配置したQRコードを専用サイトで読み取ることで10種類のNFTを獲得できるスタンプラリーや、同時期に開催中の下北沢映画祭や」55周年を迎える「ウルトラセブン」とのコラボレーション企画となる野外上映会、団子作り体験やライブパフォーマンスを用意しての月見イベントも開く。
同社エリア事業創造部の須田麻菜美さんは「新たな下北沢の魅力を発見してもらいたい」と話す。
10月1日まで。