下北沢一番街商店街のバー「Holly」(世田谷区北沢2、TEL 03-3466-1484)で4月26日、ツインギターによるジャズギターライブが行われた。
赤い扉が目印の同店は、女性オーナーのマサミさんが1人で切り盛りするカウンターバー。「おいしいお酒はそのままがおいしい」をコンセプトに、「酒の好きな人ならこれ」というオーナーのこだわりで選んだヨーロッパのビールやワイン、ウイスキー、芋・黒糖焼酎などを中心に約30種類の酒をそろえる。オーナーが女性ということもあり、働く女性の一人客の来店も多いという。
ライブは、店名をカナダのジャズシンガー・HOLLY COLEさんからとったというほどのジャズファンであるマサミさんが、開店6周年に合わせて企画。ジャズギタリストとして名高いジョー・パスと共演した経験を持つジャズギタリスト・細野義彦さんの門下生で、同店の客でもある岡野晃太さんと尾田大幸さんに声をかけた。
2人は、シンプルな内装の店内に設けられた即席舞台で、20人ほどの客を前に「枯れ葉」や「I'll close my eyes」などジャズの名曲6曲をツインギターによるインストゥルメンタルで披露。集まった常連客や女性客たちは、体を揺らしてリズムをとったり、顔見知りとの会話を楽しんだりしながら、リラックスした雰囲気でグラスを片手にジャズギター独特のやわらかい音色に酔っていた。
マサミさんは「やはり生演奏はすてき。ぜひまたやってみたい。店を始めてから7年目に突入するが、ここまでやって来られたのは、こんなわがままな小さなバーを面白がって通ってくださるお客さんがいるから」と話す。
BAR HOLLY北沢のカウンターバーが5周年、女性の一人客もターゲットに(下北沢経済新聞)下北沢北口にワインバー、21歳の女性店長は「シンデレラストーリー」?(下北沢経済新聞)下北沢の生花店内にカフェ&バーがオープン(下北沢経済新聞)