ガラス工芸作家の山田麗さんによる「水たまりガラスで帯留めorブローチをつくるワークショップ」が5月10日、下北沢のギャラリー「トウキョウジョウ」(世田谷区北沢2、TEL 03-3418-4007)で行われる。
水たまりガラスとは、水たまりのようにゆがんだ円形をしている、おはじきのようなガラスの粒。一つ一つがすべて異なる形をしており、涼しげな透明感やオリジナリティあふれる曲線が特徴で特に女性に人気が高い。当日は、このガラスに参加者がガラス用絵の具で着彩し、帯留めやブローチを作る。今回のワークショップで使用する水たまりガラスは山田さんが自宅の窯で焼き上げたもの。今回は「春の水たまり」をテーマとした絵を着彩していく予定だという。「絵を単純化させることにより、洋服にも着物にも合う作品が出来上がる」(山田さん)という。
山田さんは2005年に作家としての活動を開始。以後、個展や商品販売などの活動を行い、昨年5月に同ギャラリーで初のワークショップを開催。毎回好評で、今回は5回目の開催となる。6月末にも今回と同様のワークショップを行う予定で、次の個展では今回のワークショップでできた作品も展示するという。
山田さんは「普段の忙しい生活の中では忘れがちな、身近な自然に触れてほっとしたり、落ち着いたりする気持ちを思い出すきっかけになればと思う。自分で作ったものを身に着ける楽しさを感じてもらえればうれしい」と話す。
開催時間は14時~16時。受講料は3,700円(材料費・お茶菓子代込み)。