下北沢と広島を旅するTシャツ展「travel shirt」-100点を展示販売

フライヤーより。東京と広島を旅するイメージが表現されている

フライヤーより。東京と広島を旅するイメージが表現されている

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下北沢北口のギャラリースペース「admin gallery(アドミンギャラリー)」(世田谷区代田6、TEL 03-3485-7124)で7月7日より、「travel shirt」展が開催される。

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同イベントは、「ひときわ暑くなっていく季節。人は涼しくなれる方法をたくさん知っている。自然や動物はどうだろう?」をテーマに広島と東京で行われ、25人の参加者が制作したTシャツ約100枚を展示・販売するもの。

主催者の1人、藤本彩さんはイベントの目的について「温暖化や地球環境の問題を含め、出会った人ばかりの人がいきなり話をするのが難しい話題。環境問題に限らず、大切にしていることを大切にしていると言い合えるような、興味を持っている人たちが出会えるような場所を、展示会や音楽会などを通して提供していけたら」と話す。

Tシャツの価格は1,000円から。売り上げの10%は動物・自然保護団体のWWFに寄付する。「WWFとの間に直接のつながりはないが、今回のイベントの意に沿うような団体として寄付先に選んだ」(藤本さん)という。

イベントを主催するのは、展示会や音楽会などを企画・制作するユニット「otozure project」。同ユニットは「otozure」として活動する、広島出身の服飾デザイナー・藤本直紀さんとグラフィックデザイナー・藤本彩さんが中心となって立ち上げた。参加者は、個展や、ウェブ、友人からの紹介などを通して「気に入った人」に声をかけたという。東京で展示会を行うのは初めて。今後については、「今回は東京と広島での開催だが、夢としては今後もさまざまなものづくりをする人に参加してもらい、全国津々浦々で開催していきたい」(同)と話す。

藤本さんは「下北沢は、自分たちが住み活動していた広島の町の雰囲気に似ていて、表現している人の熱気のある刺激をもらえる、自分たちも頑張っていきたいなと思わせる街。環境問題を固くとらえるのではなく、表現をきっかけに何かを感じてもらえたら」と話す。

開催時間は12時~22時(最終日は20時まで)。入場無料。今月13日まで。広島では7月25日~27日、「LIME. antinna shop」(広島市)で開催。

otozure projectギャラリーで「手作りTシャツ展」−クリエーター19人が出品(立川経済新聞)

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