子どもを持つ母親をターゲットとした下北沢の情報誌「まちとこ」2号が6月中旬から、発売された。
同誌は昨年10月に創刊。初版1,000部を無料配布し、その後100円で約4,000部を発売している。発行人の石塚由香子さんによると、創刊号で取り上げた店舗からは「どの情報誌に掲載された時よりも反響があった」と驚かれたという。石塚さんは「下北沢で子どもを育てるお母さんは、子連れで入れるお店など情報を欲しがっている人が多かった。お母さんたちの需要に答えることができればうれしい」と話す。
2号では「たまにはママを休もう!」と題し、下北沢の「癒しスポット」を特集。子ども連れでも入店できるマッサージサロンやヘアサロンなどの体験レポートが並ぶ。紹介されているレストランやネイルサロンも含め、すべての店舗の特典が付く。創刊号で実現できなかった「全店舗特典付き」を達成した。そのほか、「不器用なシモキターゼ」(ヴィレッジブックス)などの著書を持つ下北沢在住のイラストレーター・平松昭子さんの寄稿も掲載。もともと平松さんのファンだった石塚さんがコンタクトを取り、実現したという。
石塚さんは「1冊目よりもクオリティーを上げなければと頑張った。始めることよりも続けることが大変なんだと実感しました」と話す。次号ではさらにエリアの拡大を目標にするという。
全頁カラーで、価格は100円。「三省堂下北沢店」(北沢2)など、下北沢を中心に世田谷区内のカフェや洋品店、書店など20カ所で販売中。
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