来年初夏に第1回の開催が予定されている「下北沢映画祭」のプレイベント「下北沢映画祭0.7」で上映する作品の応募締め切りが、今月末に迫った。

　下北沢映画祭は、インディペンデント作品中心の映画祭。下北沢を「クリエーティブな分野で活動する多くの人が集まり、多様なカルチャーを生む土壌」と考え、映像クリエーターの才能の発掘・育成などを目的に据える。

　プレイベントとなる同イベントは10月12日、北沢タウンホール（世田谷区北沢2）で行われる。応募作品のジャンル、応募作家のプロ・アマは不問。ほかの映画祭などで受賞歴のある作品も応募できる。求められるのは「既成概念にとらわれない新しいもの」（下北沢映画祭運営委員会）。特に優秀な作品は「本祭」にノミネートされる。

　プレイベントは3回目の今回で最後。6月に行われた第2回は、予想を上回る数の作品が応募され、上映会は立ち見が出るほど盛況だった。同委員会の鳥羽田さんは「応募数や公式サイトのPV数が増え、注目が高まっていることを実感する」と話す。今回は約300人を収容する同ホールのメーンホールに会場を移す。当日は作品上映のほか、ゲスト審査員関連企画と交流会も予定。

下北沢映画祭下北沢映画祭「0.3」−現役大学院生監督作品上映とトークショーも（下北沢経済新聞）「下北沢映画祭」本祭に向けプレ企画「シモキタザワな上映会」（下北沢経済新聞）8ミリフィルム作品上映会−来春開催「下北沢映画祭」に向けて（下北沢経済新聞）「下北沢映画祭」実現に向け説明会開催−9月にプレイベントも（下北沢経済新聞）