「のんびり堪能して」-立川談春さん、下北沢で異例の「平日昼」公演

高座の立川談春さん。演目は当日、観客を見てから決めるという

高座の立川談春さん。演目は当日、観客を見てから決めるという

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 下北沢南口の北沢タウンホール(世田谷区北沢2、TEL 03-5478-8006)で9月25日、落語家の立川談春さんが落語会「ひる落語 ひる談春」を行う。

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 談春さんは1966年東京生まれ。1984年に立川談志さんに入門、1997年に真打ちに昇進した。古典落語の名手として知られ、今年6月「立川談志・談春 親子会 in 歌舞伎座」開催前の会見で、師匠の談志さんをして「今の落語家でこいつが一番うまい。俺よりもうまい」と言わせたほど。7月には前座生活をつづったエッセー集「赤めだか」(扶桑社)で「第24回講談社エッセイ賞」を受賞した。 

 今回の落語会は談春さんの公演としては珍しく平日昼に行われ、いつもとは異なる客層も予想される。談春さんは「のんびりと落語を堪能してほしい」と話す。談春さんの公演は毎回チケットが完売するほどの人気のため、出演が決まった時は同ホールの館長も驚いたという。談春さんは「(同ホールは)20年近く前、春風亭昇太さん、浅草キッドたちと共演していたライブの会場なので思い入れがある」と明かす。

 開場=13時30分、開演=14時。予約分にキャンセルがあれば、当日券(3,800円)を販売する。次回は来年4月2日に開催予定。

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