下北沢でスタンダップトーク「喋り倒し」-林家彦いちさんが単独公演

フライヤーより。彦いちさんが、これまでに訪れた辺境の地はアラスカ・ユーコン河、シルクロード、バイカル湖など

フライヤーより。彦いちさんが、これまでに訪れた辺境の地はアラスカ・ユーコン河、シルクロード、バイカル湖など

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 下北沢の「『劇』小劇場」(世田谷区北沢2、TEL 03-3466-0020)で10月17日、落語家の林家彦いちさんが単独スタンダップトーク「喋り倒しVOL.33」を行う。

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 彦いちさんは1969年、鹿児島生まれ。1989年に林家木久蔵門下へ入門し、2002年に真打ちに昇進した。2000年に、自作落語「みんな知ってる」で「北とぴあ落語大賞」受賞。同年、自作落語「睨み合い」で「NHK新人演芸大賞・落語部門大賞」受賞など、数々の受賞暦を持つ。また、自ら「熱血落語家」を名乗り、エッセイ写真集「楽写」(小学館)の出版や、N.Yで開催された「RAKUGO IN N.Y」に参加するなど、従来の落語家のイメージにとらわれない活動を続けてきた。

 「喋り倒し」が行われるのは今回で33回目。1996年から年に2~3回のペースで行われている。今回は、通常の落語会のように着物で座布団に座らず、ジーンズとTシャツで立ったまま喋るスタンダップトークと呼ばれる形で行う。内容は、身辺雑記から社会時評、辺境地への旅など、彦いちさんが体験した内容が中心。時間にして100分以上。喋る内容に沿ってスライドを投影する。客層は20~30代の男女が中心。落語ファンだけでなく、普段は演劇や音楽ライブに足を運ぶ人も多いという。

 主催者の渡辺敏正さんは「本人は下北沢に住んでおり、同じく下北沢在住の春風亭昇太師とともに落語界の『下北沢派』と名乗っているほど、この町になじんでいる。100分の時間を退屈させない。大いに笑ってください」と話す。

 開演は19時。当日券は3,000円。

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