下北沢南口のダイニングバー「風知空知」(世田谷区北沢2、TEL 03-5433-2191)で11月12日、大阪のシンボルとして有名な「くいだおれ太郎」の握手会などのイベントが行われた。これに先駆け、「くいだおれ太郎」が下北沢の街を練り歩いた。
今回の試みは、下北沢で定期的に行われている、フリーマガジン「ramblin’」が主催するイベント「夜の編集会議」の一環。今回、「くいだおれ太郎」が先月から再開している「タレント活動」のために上京したことをきっかけに、「縁があって」(同誌編集長の宮内さん)、下北沢でのイベントが決まった。開催が決まったのは約1週間前だったという。
当日は18時に同バーを出発。下北沢南口商店街を抜け、「本多劇場」(北沢2)、雑貨店「ヴィレッジヴァンガード」(同)などで記念撮影を行った後、居酒屋「都夏(つげ)」(代沢5)で「休憩」。ビールを1本注文した後、握手会の行われる同バーに戻った。すれ違う人からは、「本物?」「初めて見た!」などの声が聞かれた。
同行したスタッフは「太郎を見て街の人や店の人がみんな笑ってくれた」と感想を話す。宮内さんによると「昔ながらの街並みが失われつつある下北沢のために一肌脱ごうと考えてくれたよう」という「くいだおれ太郎」だが、今後、下北沢でどのように活動するかは未定。