30年続く下北沢の毛糸店「パピー」がリニューアル-高級品強化へ

今回のリニューアルで、店内は以前に比べ明るくなった印象を受ける

今回のリニューアルで、店内は以前に比べ明るくなった印象を受ける

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 下北沢西口の毛糸店「Puppy(パピー)下北沢店」(世田谷区北沢2、TEL 03-3468-0581)が11月26日、リニューアルオープンした。

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 同店はダイドーインターナショナル(千代田区)が経営する。日本全国に15店舗の直営店を構えるが、オープンから約30年を迎える下北沢店は関東で唯一の路面店。

 店舗面積は約20坪。店内にはメーカーオリジナルの毛糸や、イタリア・イギリス・フランスなど、主にヨーロッパから輸入した毛糸50~60種類を常時そろえる。そのほか、セーターやマフラーなど手編みのオリジナル商品、編み物用品も扱う。真夏でも冬物の毛糸が購入できることから、海外からの観光客や遠方から訪れる利用客も多いという。

 今回のリニューアルでは店内の照明を明るいものに変え、内装カラーに「白」を増やした。また、商品として並んでいた布製品の取り扱いをやめ、ウールの中でも高品質の「メリノウール」などを使用した毛糸を以前に比べ多く販売している。新垣美佐子店長は「今回のリニューアルで、高品質の毛糸を多く扱うようになり、より高級志向が強い店となった」と話す。毛糸1玉の価格帯は300~5,000円程度。

 新垣さんは「毛糸を購入していただいたお客様には、無料で『手編みワンポイントレッスン』も行っている。編み始めから仕上げまで専門の講師がアドバイスを行っているので、初心者の方にも楽しんでもらえると思う」とも。

 営業時間は11時~19時。冬季=無休、夏季(2月~9月ごろ)=日曜定休。

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