三軒茶屋で「世田谷でみかけた書体」展-ブログきっかけに開催へ

竹下さんが世田谷区奥沢で撮影した金属の小プレート。書体名は不明

竹下さんが世田谷区奥沢で撮影した金属の小プレート。書体名は不明

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 三軒茶屋のキャロットタワー(世田谷区太子堂4)内の「生活工房ギャラリー」(TEL 03-5432-1543)で1月10日より、「世田谷でみかけた書体」展が開催される。

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 同展は、世田谷区内全域の商店看板や案内板などに使われている、さまざまな書体を集めたもの。昨年オリジナル書体「竹」をリリースするなど書体デザイナーとして活躍する竹下直幸さんが、同展開催のために昨年の夏から世田谷区内を回って撮影した。期間中、開催に先行して配信していたブログ「世田谷でみかけた書体」で掲載していたものを含め80点以上の書体を展示する。

 竹下さんは2006年から約1年間、街中の書体を撮影して掲載するブログ「街でみかけた書体」を更新していた。このブログを見た同ギャラリーの長谷川武史さんが声をかけたことがきっかけで今回の展示が決まったという。「ブログを見て、この世田谷版ができないかなと思った。竹下さんに相談したら、快く引き受けてくださった。区内の書体に触れることで、世田谷という街の新たな一面を感じてもらえれば」(長谷川さん)。

 開催中、展示されている書体が世田谷区内のどこで使用されているものかを当てる「書体検定」も行う。18日には竹下さんによるトークイベントも開催予定。

 開催時間は9時~20時(最終日は17時まで)。入場無料。18日のトークイベントは15時~17時。参加無料。事前申し込み必要(先着順)。2月1日まで。

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