漫画界のニュースサイト「コミックナタリー」-ナターシャが立ち上げ

「コミックナタリー」より。オープン初日に配信され、現在「注目ニュース」ランキング1位の記事=「元祖非モテマンガ『宮本から君へ』が太田出版から復刊」

「コミックナタリー」より。オープン初日に配信され、現在「注目ニュース」ランキング1位の記事=「元祖非モテマンガ『宮本から君へ』が太田出版から復刊」

  •  
  •  

 音楽ニュースサイト「ナタリー」を運営する下北沢のコンテンツ制作会社「ナターシャ」(世田谷区北沢2、TEL 03-6806-6700)は昨年12月25日、コミックニュースサイト「コミックナタリー」をオープンした。

 ナタリーは昨年2月のオープン以来、自分の好きなアーティストを登録するとそのアーティストのニュースがメールで届く機能や、そのニュースについてユーザー同士がコミュニケーションできる機能で注目されている。現在、月間ページビューはPC版が270万、携帯版が150万を超え、その情報の早さと細かさはユーザーから「きもい」という反響が寄せられたほど。

[広告]

 一方、今回始まったコミックナタリーは、国内のコミックに関するニュースを平日、毎日5件以上配信している。ナタリー同様、ユーザー登録すれば、気になる漫画家や作品、イベントの関連情報をマイページやメールで知ることもできる。

 同サイトを構想したきっかけについて、編集長の唐木元さんは「出版社が自社の商品を宣伝するためのサイトはあったが、一方で出版社を横断する本格的なコミックニュースサイトが求められていたはず。ナタリーを利用する音楽ファンはコミックにも親しんでいるとも考えた」と話す。

 同サイトがこれまでに配信したニュースは、オープン前に書かれたものを含め200件以上。その内容は新刊をはじめ、商業誌の新連載・休載、作品のドラマ化・アニメ化・小説化、単行本の帯広告・復刻・特典・発売延期、原画展・サイン会・コミックマーケットなどのイベント、人気漫画家のテレビ番組出演情報など多岐にわたる。

 唐木さんは「コミック業界はほかの業界と違い、プレスリリースやサンプルを配布する習慣がないために情報収集に苦労することがあるが、記事の1本1本に対する反応の熱さやアクセス数は当初の予想以上」と手応えを明かす。

 今後は、漫画家のプロフィールや関連ニュース、公式サイトへのリンクなどを備えたデータベースも充実させていく予定だという。

  • はてなブックマークに追加

下北沢経済新聞VOTE

下北沢経済新聞を読んだことをきっかけに、実際に足を運んだ店やイベントはありますか?