下北沢駅前のバーがリニューアル-店内に木の香り充満、全席禁煙に

店内のカウンターも、木材で製作した。店長のTOKOさん(左)とスタッフの若奈さん(右)

店内のカウンターも、木材で製作した。店長のTOKOさん(左)とスタッフの若奈さん(右)

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 下北沢北口の駅前市場内にあるショットバー「紅屋」(世田谷区北沢2、TEL 03-5452-2893)が2月4日、リニューアルオープンした。

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 同店は、姉妹店「Cafe la BENIYA(カフェ・ラ・ベニヤ)」の向かい側に位置する。店舗面積は4.5坪、カウンター席のみの8席。昨年3月から「ワインBAR 紅屋」として営業を続けてきたが、オーナーの変更に伴い、内装を一新し、取り扱うメニューも変更した。

 今回のリニューアルでは、もともとの紅色の内装を残しながら、木目を中心とした「温かく落ち着く雰囲気」(現オーナーの佐藤さん)に。壁の木材は、元オーナーの瀧川さんや佐藤さんらが自らカンナで削った板を貼り付けたもの。店内に、木の香りが充満する同店のテーマは「癒やし」。全席禁煙になっており、入口の外にいすと灰皿を設けた。禁煙の理由について、佐藤さんは「木の香りを大切にしたい。狭い店なので、煙草を吸わない人にも楽しんでもらえるように」と話す。

 佐藤さんは「ワインBAR 紅屋」の元常連。頻繁に同店を訪れるうちに瀧川さんと意気投合し、店を任されることになったという。佐藤さんは「瀧川さんに、『こういう風なバーをやってみたい』と話していたことがきっかけ。30代最後の年に、夢を実現できて本当にうれしい」と話す。

 ドリンクメニューは、「ザ・マッカラン」(1,500円)や「ワイルドターキー」(800円)などのウイスキーが中心。カクテル(800円~)も豊富に取りそろえる。現在、フードメニューは「ソーセージの盛り合わせ」「ミックスナッツ」などのつまみをメーンに扱うが、今後はパスタなどの軽食も提供する予定だという。

 佐藤さんは「『自分が行くなら、こんな店が楽しい』と考えて、そこからはみ出すことはしないようにしている。いろいろと世知辛い世の中だが、仕事が終わった後に立ち寄って休息を取れる場所、居心地のいい店になれば」と笑顔で語る。

 営業時間は20時30分~翌5時。日曜・祝日定休。

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