三軒茶屋で「東急世田谷線」40周年記念展-写真と模型で振り返る

2001年に引退した世田谷線の旧型車両

2001年に引退した世田谷線の旧型車両

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 東急世田谷線独立40周年記念イベント「東急世田谷線ものがたり」展が4月29日、三軒茶屋のキャロットタワー(世田谷区太子堂4)内の「生活工房ギャラリー」(TEL 03-5432-1543)で始まる。

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 同線は1907(明治40)年に開通した玉川電気鉄道の廃止に伴い、1969(昭和44)年5月11日、その支線だった三軒茶屋~下高井戸駅間の独立により誕生した。始発駅から終着駅までを20分弱で運行する同線は、昭和の風情を残した2両編成の路面電車。区民の足としてだけでなく、地域の象徴として親しまれている。

 同展では、同線の写真や沿線小学校の生徒による絵画のほか、料金箱やブレーキハンドルなどの昔の部品、運転士の帽子やワッペンなどを展示する写真展(4月29日~)と、HOゲージ・Nゲージの模型を展示する模型展(5月10日~)で40年の歴史を振り返る。

 同ギャラリーの竹田由美さんは「世田谷線が区民にどれだけ愛されているかが分かる。その時々の沿線の街並みも見どころの一つ」と話す。

 開催時間は9時~20時(模型展は11時~19時)。入場無料。5月24日まで。最終日の24日は「世田谷線沿線まちづくりツアー」を行う。参加申し込みは同10日必着。

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