タレントの松尾貴史さんの公演「横好き落語会2」が9月7日、下北沢南口の本多劇場(世田谷北沢2、TEL 03-3468-0030)で行われる。
1960(昭和35)年兵庫県出身の松尾さんは1984年、ニッポン放送で夜の帯番組を担当したことを機に「キッチュ」の名でタレント活動を開始。1989年から現在の芸名で活動しテレビ、ラジオ、映画、舞台などで多才ぶりを発揮している。今回の公演は昨年6月、銀座で行われた「横好き落語会」の2回目。ゲストに落語家の柳家花禄さんを迎える。
落語好きになったきっかけについて、松尾さんは「小学6年生ぐらいから桂枝雀さんが好きだった。大学4年のときには入門をお願いに行ったくらい」と振り返る。近年の落語への取り組みについては、「自分ではできると思ってやるんですが、途中でカーッと頭が真っ白になってしまう。ペース配分も難しいし、うけると思ったところがうけなかった時は動転して次の言葉が出てこなくなる。だから落語家さんはすごいことやってるなあと思う」と打ち明ける。
料金は前売り3,500円(全席指定)。開場18時30分、開演19時。残席わずか。当日券も販売予定。問い合わせは東京音協(TEL 03-3201-8116)まで。