下北沢南口のギャラリー「「Shimokita Art Space（しもきたアートスペース）」（世田谷区北沢2、TEL 03-5433-4502）」で9月29日から、東京服飾専門学校（豊島区）の学生による洋服の展示販売「Shop＆Gallery（ショップアンドギャラリー）」が開催される。

　同展は、同校2年生の授業の一環として開催するもの。ビジネス科の学生30人が中心となり、今年2月ごろからデザイン科やスタイリスト科など他科の学生と協力し、企画・運営・製作を行ってきたという。代表を務めるビジネス科2年生の橋本祐介さんは「学年全体での打ち合わせを通し、洋服の素材探しをすることが特に大変だった」と、出展が決まってからの苦労を振り返って語る。

　学生らが出展作品に名付けたブランド名は「vif（ビフ）」。フランス語で「生き生きとした」「明るい」などの意。レディスの洋服約100点に加え、バッグやアクセサリーなどの服飾小物を展示販売する。洋服の販売価格は2,000円～4,000円中心。展示場所の下北沢を選んだ理由について、橋本さんは「他の街のギャラリーも候補に挙がったが、このギャラリーが一番人通りが多い場所にあった。下北沢の街の雰囲気に洋服のイメージが合っていた」と話す。期間中はビジネス科の学生が交代で店頭に立つという。

　開催時間は、9月29日＝12時～20時、9月30日・10月1日・4日＝11時～8時、10月2日・3日＝11時～21時、10月5日＝11時～14時。10月5日まで。