テレビドラマ史を代表する演出家「久世光彦」展-世田谷文学館

「久世光彦 時を呼ぶ声」展チラシより。久世氏は世田谷区東玉川に住んでいた

「久世光彦 時を呼ぶ声」展チラシより。久世氏は世田谷区東玉川に住んでいた

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 演出家・久世光彦(くぜてるひこ)氏の業績を特集した「久世光彦 時を呼ぶ声」展が9月19日より、世田谷文学館(世田谷区南烏山1、TEL 03-5374-9111)で開催されている。

 久世光彦(1935~2006)氏は1960年代後半より、TBSの演出家として活躍。「時間ですよ」をはじめ、「寺内貫太郎一家」「悪魔のようなあいつ」「ムー」など、テレビ史に残るドラマを数多く手がけた。80年代以降は映像制作会社を設立し、向田邦子原作による「思い出トランプ」「女正月」「風を聴く日」などの名作を演出。一方、50歳を過ぎて小説・エッセーにも本格的に取り組み、数々の文学賞を受賞した。

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 同展は映像と文学をはじめ、舞台演出、歌謡曲の作詞の世界でも活躍し、次世代に大きな影響を与えた久世氏の業績を紹介する初の企画展。創作メモ、演出台本、書斎の再現、エッセー集「マイ・ラスト・ソング」をもとに昨秋行われたミュージシャンの浜田真理子さんと女優の小泉今日子さんによるライブ映像などで構成される。

 同館学芸員の中垣さんは「久世さんが求め続けていた心の原風景とも言うべきものが、世代を超えて伝わっているのでは」と手応えを話す。

 入場料は一般700円ほか。開館時間は10時~18時(入場は17時30分まで)。月曜(9月21日、10月12日、11月23日は開館)、10月13日、11月24日は休館。11月29日まで。

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