下北沢南口で韓国と日本の工芸作品を中心に展示・販売を行う「Gallery Kyo(ギャラリー・キョウ)」(世田谷区北沢1、TEL 03-6416-8642)で2月9日から、「KOREA Symposium Staff展」が開催される。
同展は、韓国・利川市で2年に1度開かれる陶磁器の祭典「世界陶磁ビエンナーレ」の参加スタッフによる展示。国際的に活動している30~60代の韓国の陶磁作家23人が参加する。作品のジャンルは、器などの実用品からブローチや花瓶、オブジェまでさまざま。作品のほとんどが今回の展示のために制作したものだという。
同ギャラリーオーナーの宋周榮(ソン・ジュヨン)さんは「作家の多くは、現在韓国の美術大学の講師として勤めているが、国外にも積極的に作品を発表している。中には日本への留学経験をもつ人もいるため、ギャラリーでお客さんと直接コミュニケーションを図って作品を販売することもある」と話す。「韓国の工芸作品は日本と近い文化を持っていると思う。創造性の高い作品がそろっているので、若者から年配の方まで、気軽に見に来てほしい」とも。
開催時間は11時~19時。2月14日まで。初日18時から開くオープニングパーティーには、来日した作家らも参加予定。