「毎週水曜日に値下げする」古着店-下北沢に都内5店舗目

店舗はビルの2階に位置する

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 下北沢北口に4月24日、大型リサイクル古着店「ドンドンダウン オン ウェンズデイ 下北沢店」(世田谷区北沢2、TEL 03-5454-0699)がオープンした。

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 経営はヘイプ(岩手県盛岡市)。東北・関東を中心に35店舗を展開(FC店含む)。下北沢店は小金井店や青梅店に続く都内5店舗目で、都心部に最も近い店となる。

 同店のキャッチフレーズは「待つか決めるか取られるか」。店に仕入れされた商品は、ブランド古着など一部の商品をのぞき、毎週水曜日ごとに値引きする。例えば、店頭に出て1週目に7,000円の商品は2週目に5,000円、3週目以降は1,000円ずつ値下げされるといった具合。最終的に100円まで値下がりする商品もある。

 商品の多くには値札がついておらず、代わりに「野菜タグ」と呼ばれる野菜や果物のイラストを描いたタグが付いている。利用客は野菜タグと、店内に表示されている「今週のイチゴタグ=1,000円」などの価格表を照らし合わせながら商品の価格を確認する。

 同社広報部の菊池直之さんは「男女で消費傾向の違いがある。女性はギリギリまで値段が下がるのを待つが、男性は納得できる値段であれば値下げを待たずに購入する」と話す。「店舗が地域になじみ認知度が上がると、値下げ日である水曜の売り上げが上がってくる」とも。

 店舗面積は50坪。下北沢の古着店としては大型だが、同チェーンは150~200坪の店舗が多く、50坪タイプの店舗は盛岡渋民店に続いて2店舗目。「当初は100坪程度の予定で探していたが、新しい店舗モデルとして今後50坪タイプも展開していく予定。下北沢は古着のメッカとして以前から出店したいと考えていたので、新しい展開を試す良い機会だと思っている」(菊池さん)。

 扱う商品はメンズ・レディスの古着やバッグ、靴、帽子など2千点以上。下北沢店は他店に比べ、若者向けの流行アイテムが豊富だという。買い取りも行っており、「どんな服でもすべて買い取る」がモットー。環境負荷の少ない「リユース」を販売手法に組み込むという企業理念に基づき、買い取った古着の一部は東南アジアやアフリカ諸国へ安値で輸出している。

 営業時間は12時~21時(土曜・日曜・祝日は11時~)。

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