下北沢南口付近で5月22日から、移動販売のたこ焼き店「タコチュー」(世田谷区北沢2)が営業を始めた。
店長を務めるのは、大阪の有名たこ焼き店「わなか」で勤務経験を持つ鈴木豪(たけし)さん。同店代表の高橋宏和さんと、7~8年前に通っていた大阪のボクシングジムで知り合い意気投合。「東京で一番有名なたこ焼き屋になりたい」という志で出店計画を進めてきたという。
白とピンクのツートンカラーのワーゲンを使い、南口商店街付近に出店する。メニューは、たこ焼き(10個500円)と、3個のたこ焼きをせんべいでサンドした「たこせん」(200円)。たこ焼きの個数は、4個200円など希望によって減らすことも可能。「当店のたこ焼きは、鉄板よりも熱が伝わりやすい銅板を使用して焼いているので、外はカリっと中はトロッと仕上がっている。しっかりダシをとっているので、冷めてもおいしい。生地の味には自信がある」と鈴木さん。オープンから間もないが、10~20代を中心とした若年層を中心に多くの客が訪れているといい、毎日のようにたこ焼きを購入して帰るリピート客もいる。
鈴木さんは「下北沢が最初の店舗。これから、東京のたこ焼き店と言えば『タコチュー』と言われるような店になれるよう頑張る」と笑顔で抱負を語る。今後、ライブイベントなどでの出店も行っていく予定。出店情報はブログで確認できる。
営業時間は12時~22時。