2006年から「笑点」の大喜利新メンバーを務め、現在最も活躍している落語家の1人である春風亭昇太さんがプロデュースする「下北沢演芸祭」が2月13日、下北沢の「劇」小劇場(世田谷区北沢2、TEL 03-3466-0020)で開幕した。25日まで。
同祭は、現在開催中の「下北沢演劇祭」に合わせて同劇場スタッフが企画。春風亭昇太さんをプロデューサーに迎え、落語や講談、紙切り、浪曲といった演目が20日間に渡って披露される。24、25日には昇太さん本人も高座に上るほか、立川談春さんや新作落語会「SWA」(すわっ)のメンバー5人による落語、桂雀三郎withまんぷくブラザーズによる音楽ライブ、林家二楽さんによる紙切りなど、いずれも「演劇」ならぬ「演芸」祭の名にふさわしいラインアップとなった。
プロデューサーの昇太さんは、10年ほど前から年に2回本多劇場で独演会を開催しており、今回の依頼もこうした縁から。130席の小スペースを存分に生かしつつ、他劇場とはひと味違った企画を行いたいという同劇場の依頼に応え、昇太さん自身が「大好きな」若手の噺家をチョイスし、今回の開催が実現した。
前売り券はすでに完売。当日券などの問い合わせはティルト(TEL 03-3462-5606)まで。