コミック・サブカルチャーの総合施設「下北沢GAoh!(ガオ)」(世田谷区代沢5、TEL 03-5787-6747)で7月21日から、「にゃんフェス2010 in GAoh!」が開催される。
同展には、プロのイラストレーターをはじめ一般応募で集まった「猫好き」25人が参加。油絵や水彩画、立体作品など、猫をテーマにした作品100点以上を展示する。
これまでにも「オリジナルキャラクター展」や「みんなの絵本展」などさまざまな企画展を行ってきた同施設。今回の展示のきっかけは、来場客や参加アーティストから「どの企画展でも必ず1点は猫をモチーフとした作品を見かける。猫をテーマにした企画展を行ってみては」という意見があったことだという。
開催を前に、「一般の人にも参加してもらえるように」にと同施設のオフィシャルサイトで参加者を募集。都内に限らず、福岡や大阪など地方からの応募者も多く集まったという。「いつもなら約2カ月かけて定員に達するが、今回に限っては募集開始から1カ月もたたないうちに定員オーバーになった。これはとても珍しいケース」と同施設マネジャーの濱崎展行さんは話す。
猫グッズを販売する「楽市楽にゃ~」も同時開催。参加者が制作したキーホルダーやポストカード(ともに数百円~)のほか、一点物の陶器(価格未定)も並ぶ。同展について、濱崎さんは「猫好きの多さに驚いた。日本各地の猫好きによる猫の作品を楽しんでもらえれば」とほほ笑む。
開催時間は11時~19時。入場無料。月曜定休。8月1日まで。