下北沢の「駅前劇場」(世田谷区北沢2、TEL03-3414-0019)で8月25日より、劇団「あひるなんちゃら」の本公演「UFOcm(ユーフォーセンチメートル)」が上演される。
福岡の学生時代から演劇活動を始めたという代表の関村俊介さん。同劇団は2003年から活動を始め、2005年に正式に劇団化した。「気軽に見ることができる愉快な感じの芝居を上演する」(関村さん)をモットーに、上演時間を80分前後と短めに設定している。演じる劇の特徴について、関村さんは「リアルに作り込まれたコメディーではなく、わざとボケたりつっ込んだりする、駄弁芝居と称されるような芝居」と話す。
「UFOcm」は2007年に上演した芝居の再演だが、「登場人物は11人から13人に増え、せりふも書き直した部分が多いので“再演風”と呼んでほしい」(関村さん)。「これは、とある街が主人公の話で、街に住む人々がそれぞれの事情でUFOを呼ぼうとする群像劇。初演の時よりも多くのお客さんに受け入れてもらえるよう配慮しました。楽しんでほしい」と意欲をみせる。
下北沢で芝居を行う利点については、「下北沢の街は芝居に必要なものがすぐ手に入るのが便利。それと、やっぱりお酒が飲める店が多いのがうれしい」とも。
開演時間は劇場の公式サイトで確認できる。入場料は、前売り=2,000円、当日=2,500円。今月29日まで。