松陰神社前に「せたがや縁側カフェ」-金沢の「玄米甘酒」をメーンに

店舗内観

店舗内観

  • 0

  •  

 松陰神社通り商店街に10月23日、「せたがや縁側cafe(カフェ)」(世田谷区若林4、TEL 03-5779-8707)がオープンした。

[広告]

 運営は、飲食・物販コンサルティングなどを手がける「リゾートコミュニケーションデザイン」(練馬区)。同店は今年5月、金沢のオーガニック食品の販売などを行う「金沢縁側商店」として、国連大学(渋谷区)前広場で行われている「ファーマーズマーケット」に出店。8月、移動式カフェ「玄米みるくcafe」に業態を変え、営業を続けてきた。テナントとして出店するのは今回が初めて。

 店舗面積は5坪。金沢の醸造蔵元「ヤマト醤油」が製造する「玄米甘酒」を使ったカフェメニューのほか、店内で焼き上げた「おからマフィン」各種を提供する。テークアウトがメーンだが、「玄米甘酒」のテイスティング(250円)をゆっくりと楽しめるよう、カウンター前には2人がけの小さなベンチを置く。

 ドリンクメニューは、「玄米甘酒」(200円)、「玄米甘酒ミルク」(250円)、「玄米甘酒豆乳」(280円)、「玄米甘酒カプチーノ」(450円)など。マフィンのメニューは、「麦こがしとおからのマフィン」(160円)、「玄米粉とおからのマフィン」「きなことおからのマフィン」(以上180円)などを提供。このほか、同店のメニューにもなっている「とろとろ玄米ドリンク」(500ミリリットル=600円)、有機栽培の玄米(2合=300円)、有機玄米粉(480円)の販売も行う。

 店長は34歳の松永明子さん。以前はキャンプ場の運営などを手がける企業に勤めていたが、たまたま訪れた食品見本市で「玄米甘酒」に出会い、その味わいに感動。昔ながらの食材の魅力を伝えたいと思い、会社を退職して店を構えた。

 松永さんは「玄米甘酒はきなこのような香ばしさと、やさしい甘さが特徴。ノンシュガーなのにこんなに甘いのか、と驚かれるお客さんも多い。まずはテイスティングで、素材本来の味わいを確かめてみてほしい」と話す。

 営業時間は8時~17時。月曜定休。

下北沢経済新聞VOTE

下北沢経済新聞を読んだことをきっかけに、実際に足を運んだ店やイベントはありますか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース