三軒茶屋の「シアタートラム」（世田谷区太子堂4、TEL 03-5432-1526）で4月13日から、劇団「東京ヴォードヴィルショー」の第66回公演「トノに降る雨」が行われる。

　同劇団は1973（昭和48）年、主宰の佐藤B作さんを中心として「誰にでもわかりやすい軽演劇」を目指して旗揚げ。座付き作家として三谷幸喜さんを迎え、「竜馬の妻とその夫と愛人」を上演するなど、さまざまな演出家や作家と共に演劇作品を作り上げて来た。来年で劇団結成40周年を迎えることを記念して、今年から4年間にわたり5作品を興行することが決定している。

　同公演は、記念興行の第1弾として、戦国時代を生きたのんきな殿様を描く時代劇。人情喜劇作家の中島淳彦さんが新作として書き下ろし、演出にはラサール石井さんを迎える。出演は、劇団員のほか、客演としてえなりかずきさんら。

　公演は4月22日まで。開演時間は劇場の公式サイトで確認できる。入場料は、前売り＝5,500円、当日＝6,000円。チケットは各種プレイガイドで発売中。