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下北沢に「ワイン食堂」-元アートディレクターの男性が開店

キッチンからのぞく店長の茂垣さん。「自分が食べることも、食べてもらうことも好き」という

キッチンからのぞく店長の茂垣さん。「自分が食べることも、食べてもらうことも好き」という

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 下北沢西口に、「ワイン食堂SABATORA」(世田谷区代田6、TEL 03-6804-9108)がオープンして約1カ月たった。

キッシュと自家製サングリア

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 店舗面積は14坪。席数はカウンター5席、テーブル14席。店長の茂垣哲生さんはもともと10年以上アートディレクターとして働いていた。同店を開いたきっかけを「アートディレクター時代の仕事は直接お客さまの顔が見えないことが多かった。それに物足りなさを感じ、お客さまと対面できる飲食店をやってみたいと思ったから」と話す。退職し、ビストロ店で働いた後、同店を開いた。アートディレクターの経験を生かし、店のロゴやメニュー表は茂垣さんがデザインしている。

 メニューは「鮭とホウレンソウのキッシュ」(750円)、「スペアリブのバルサミコ煮込み」(1,500円)、「クリームブリュレのバニラアイス添え」(800円)など(仕入れによって変更あり)。ドリンクメニューは「生ビール琥珀(こはく)エビス」(680円)、「自家製サングリア」(750円)、「グラスワイン」(680円~)など。「ワイン食堂」というコンセプトについては、「自分の得意料理はフランス料理とイタリア料理。これにはワインが一番合うのではと思い、友人のソムリエと相談しながらワインを選んだ」といい、「たとえば『スペアリブのバルサミコ煮込み』に合うのは、スノークォルミー・ヴィンヤーズ・シラーという、ちょっとスパイシーでタンニンのバランスが絶妙な、飲み応えのある赤ワインがおすすめ」とも。オーガニックワインなど、常時約40種類のワインをそろえる。

 「コンセプトは20代後半~40代の女性がちょっと背伸びした気分になれるような店。下北沢西口は大人の雰囲気のある場所なので、この店も大人が集まる店として根付かせていければ」と茂垣さん。

 営業時間は18時~24時。日曜・月曜定休。

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