芦花公園南口の「世田谷文学館」(世田谷区南烏山1、TEL 03-5374-9111)で2月2日から、展覧会「帰ってきた 寺山修司」が開催される。
寺山修司の没後30年に当たる今年は戯曲の再演や映画上映などが多く行われている。同展は昨年、寺山の故郷である青森県三沢市で開催。今回は、寺山が旗揚げした演劇実験室「天井棧敷」とも縁の深い世田谷文学館で巡回展を開く。同館と三沢市寺山修司記念館、テラヤマワールド(渋谷区)による共催。
展示資料は、初出品となる高校時代の貴重な書簡(俳句誌「牧羊神」関連資料)や、中学時代の幻の文芸誌「白鳥」など、東京会場のみの出品資料を含む約500点の展示物で構成する予定。このほか、オリジナル映像「寺山修司-天井棧敷の生まれたまち-」(九條今日子さん・横尾忠則さん出演)を上映する。
開館時間は10時~18時。入場料は一般700円ほか。3月31日まで。