下北沢北口の駅前特設ブースで2月2日・3日、しもきた商店街振興組合が主催する「しもきた天狗 陸前高田フェアwith下北沢大学」が行われる。
同フェアでは三陸海産物の試食・物産ブースを設置。この時期のみ収穫できるという早取りの広田半島産ピイロタワカメを使い、「ワカメしゃぶしゃぶ」を体験できるコーナーも用意する。
ワカメしゃぶしゃぶは、三陸地方でよく行われている食べ方で、ワカメを鍋に軽くくぐらせポン酢で食べる。湯に漬けた瞬間、ワカメが茶色から鮮やかな緑色に変わるのを楽しむことができる。フェアに協力する「ぶらり下北沢」の鍛治川直広さんは、「三陸のワカメは肉厚でとてもおいしいので、東京の人にもぜひ食べてほしい」と話す。
このほか、野菜、果物、ジュース、製菓など、陸前高田の「産直はまなす」で取り扱う物産品も販売。「震災から時間がたち、復興に関して都心では興味関心を失いつつあると感じる。復興支援を前面に押し出すのではなく、本当においしい物産品を食べて知ってもらい、認知を上げていくことで支援できれば」と鍛治川さん。
開催時間は12時~18時。