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下北沢にインドカレー専門店-国内産野菜にこだわったカレーを提供

同店のコックを務めるネパール人スタッフ

同店のコックを務めるネパール人スタッフ

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 下北沢北口にインドカレー専門店「印度 下北沢店」(世田谷区北沢2、TEL 03-3465-7388)がオープンして約1カ月がたった。

バイキング形式の店内

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 店舗面積は19坪。席数はテーブル22席、カウンター4席。経営はアイフーズ(練馬区)。社長の上原和則さんはスーパーに28年間勤めた後、食品納品業者で5年間勤務。そこで取引のあった山梨県東八代郡石和町にあるインドカレー専門店「タージマハール」に経営のアドバイスをし、繁盛させた経験があった。そのことをきっかけに、半年間料理を学んだ後、中華料理店の経営コンサルタントだった菊川怜次さんと共に同店をオープンした。

 同店のカレーのレシピは、菊川さんがインドやニューヨークを巡って味を学び作成した。「インド人やネパール人の作るインドカレーは、辛すぎたり日本人になじみのない食材を使っていたりして日本人の口に合わないことが多い。インドカレーを日本人好みにアレンジした」と上原さん。厨房(ちゅうぼう)では、ネパール人のスタッフがコックを務める。

 メニューは「バターチキンカレー」をメーンに、「きのこカレー」「キーマカレー」「グリーンカレー」など15種類のカレーの中から常時4種類とライスをバイキング形式で提供する。炭焼きナンが付いて価格は880円。「カレーは国内産の野菜にこだわっていて、毎朝大田市場でトマトやタマネギなどを仕入れている。ウズラの卵も国内産。米は千葉県の農家からあきたこまちを直接購入し、コシヒカリとブレンドしている」と上原さん。「ナンはあえて小さいサイズにしている。大きいサイズだと食べきる前に冷めてしまうので、店内の窯で焼いた温かいナンをたくさん食べてもらえるように工夫した」とも。

このほか、「ソフトドリンク 飲み放題」(100円)と「炭焼チーズナン 食べ放題」(100円)などのオプションや、「季節のフレッシュサラダ」「炭焼チキン2ピース」(以上200円)、「自家製ラッシー」「マンゴーラッシー」(以上100円)など単品も。テークアウトメニューは「印度カレー+ナンorライス」(500円)。

上原さんは「幅広い世代が集まる下北沢という場所に興味があり出店した。夜遅くまで開いているので、若い人に来てもらいたい」と呼び掛ける。

 営業時間は11時~翌1時。

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