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下北沢に途上国で生産する雑貨を扱う「マザーハウス」-下北沢限定商品も

店長の木名瀬さんが手に持っているのは女性向けの「ミズバショウ」(2万1,600円)。画像中央のピンクのバッグは今年の新作「カイモヨウ」(2万3,760円~3万5,640円)

店長の木名瀬さんが手に持っているのは女性向けの「ミズバショウ」(2万1,600円)。画像中央のピンクのバッグは今年の新作「カイモヨウ」(2万3,760円~3万5,640円)

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下北沢北口に4月26日、開発途上国で生産したレザーやジュート製のバッグなどを販売する「MOTHER HOUSE(マザーハウス)」(世田谷区北沢2、TEL 03-3468-4220)がオープンした。

同店の外観

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店舗面積は約20坪。経営はマザーハウス(台東区)。「途上国から世界に通用するブランドをつくる」をコンセプトに、2006年にスタートした同ブランド。商品はバングラデシュやネパールなどの自社工場で現地の職人が手作りで生産し、生産から販売まで全て自社で行っている。同店は15店舗目となる。

扱う商品は牛革、麻の一種であるジュート、草木染のコットンを使ったバッグ、財布など、男女向け商品100点ほどを取りそろえる。価格帯は1万6,000円~3万円程度。男性客に人気なのは革のシンプルなビジネスバッグで「男性のお客さまから、下北沢にはかばんの販売店が少ないから助かるという声も頂いている」(店長の木名瀬萌芽さん)という。「特に下北沢のマダムたちに受けている」という商品は、実際の花びらをかたどってデザインしたバッグ「ミズバショウ」(2万1,600円)や「ハシリドコロ」(2万9,160円)、今年の新作で、革に光沢を出す加工と貝殻の表面にあるデコボコ模様を施した「カイモヨウ」(2万3,760円~3万5,640円)。昨年から販売している春夏限定商品「ストーンウォッシュジュート」(トート=1万7,280円、ハンド=1万5,120円)は「シンプルなデザインと丈夫さが男女ともに人気」という。

内装は「テラスを備えた家」をイメージ。このコンセプトに合わせて生活雑貨であるコースター(2枚組み革バンド付き/864円)を下北沢限定の商品として販売。ネパール製の手染め生地で、一枚一枚色合いが違うという。 

下北沢への出店は、同社の山口絵理子社長が「人と人の距離が近く、店にも元気がある下北沢を気に入っていた」(木名瀬さん)ことが理由という。「私もいろいろな文化が混在して活気があふれているところが、バングラデュと似た雰囲気があると思う」と木名瀬さん。「下北沢はおしゃれな人が多く、他の店と比べて年齢層が高い女性の方も新しいデザインのバッグをサラッとファッションに取り入れてくださる。この調子でこの街の皆さんの生活に根付いければ」と意気込む。「今後は近隣店舗と協力したイベントなども店内で行っていきたい」とも。

営業時間は12時~20時。

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