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世田谷代田のシャッター街にギフトショップ-「ほぼリピーターになる」店作り

包装紙はオリジナルで、「ありがとう」「がんばったね。」「愛をこめて。」などのメッセージスタンプを選ぶことができる

包装紙はオリジナルで、「ありがとう」「がんばったね。」「愛をこめて。」などのメッセージスタンプを選ぶことができる

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 世田谷代田西口にギフトショップ「ダイタデシカ、」(世田谷代田5、TEL 03-6677-4394)がオープンして約5カ月がたった。

さまざまな商品が並ぶ店内

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店舗面積は約15坪。全国各地の職人やデザイナーが手掛けた生活雑貨、子ども用雑貨、食器など約200点をそろえる。「誕生日や出産祝いなど特別な贈り物に適した商品や、こだわって作られた丈夫で長く使える商品を集めている」とオーナーの南さん。

南さんは、商店街を活性化させるイベント「世田谷代田ものこと祭り」の運営にも携わる。全国から作り手を呼び商品を売ることで、シャッター街となった商店街が活気づくことを目的にした同イベントは今年で3年目。「1年に1回ではなく、普段から作り手とお客さんが交流できる場があればいいと思った」と出店に至った。

 人気商品は、「親子がおそろいで購入していくことが多い」というNIZYU KANOの「帆布キッズリュック」(4,860円)、「帆布大人用リュック」(1万1,880円)、「帆布ペアレンツバッグ」(1万4,040円)。全8色からカラーオーダーが可能で、ショルダー部分や本体の色を選べる。そのほか、「ラテを飲む際にこんな大きさのものがあったらというお客さまからの声で生まれた」という酒井硝子道具店の「Late glass」(2,916円)、グッドデザイン賞など多数の受賞歴を誇るプロダクトデザイナー萩野光宣さんが手掛けた「鉄のフライパン」(7,020円~)など。

 オープンして以来、客層は地域に住む主婦層が中心で、ほとんどがリピーターになるという。「ここでしか買えないような商品を集めているので、特別なギフトを贈りたいと考えるお客さまはまた当店を選んでくださる。繁華街ではないが、その分密接なコミュニケーションが取れるため世間話をしに来る方もいる」と話す。店内奥にはイベントスペースを設け、作り手によるワークショップなどのイベントを定期的に開催。今後について、「お客さまがいつ来ても楽しめる、新しい発見ができる店づくりをしていきたい」と意気込む。

営業時間は13時~20時。火曜~木曜定休。

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