見る・遊ぶ 暮らす・働く

下北沢にコワーキングスペース「BUSHITSU」-「部室」感覚で集まれる空間

学校をイメージした店内。店名について、「世界一を目指すような人や、ただくだらない話をする人、そんな人達がひとつになれる場所が部室だと思った」と福桝さん

学校をイメージした店内。店名について、「世界一を目指すような人や、ただくだらない話をする人、そんな人達がひとつになれる場所が部室だと思った」と福桝さん

  • 0

  •  

 下北沢南口に11月1日、コワーキングスペース「BUSHITSU シモキタザワ」(世田谷区北沢2、TEL 03-6413-8868)がオープンした。

さまざまなイラストが描かれた黒板

[広告]

 経営は「部室」(世田谷区)。坪数12坪。席数20席。電源、Wi-Fi、プロジェクター、ホワイトボード、マイク、音響設備を備える。

 社長の福桝賢一さんは、「面白い人を発掘して世に広める」をコンセプトにマンガや記事を掲載する個人サイト「中2イズム」を運営している。同サイトの活動をする中で、「ウェブ以外のアウトプットの場が欲しい」という思いから、同店をオープンしたという。

 下北沢を選んだ理由を、「下北沢はクリエイターや役者、芸人の卵が住んでいる街。そういう人が世界に羽ばたくターニングポイントとなる場所にしたい」と話す。「ここに来れば面白い人がいて、それを見に人が集まる。作品を作っていてもいいし、おしゃべりするだけでもいい部室のようなゆるい空間にできれば」とも。主な客層は20~30代で、クリエイターやママサークルなど。ターゲットをクリエイターに絞り過ぎず、より間口を広げ誰でも気軽に訪れることができる空間を目指す。

 利用方法は、1時間450円。3時間以上の利用は最大料金の1,500円。コーヒーと紅茶がフリードリンク、その他のソフトドリンク(50円~)。「黒板に絵を描くと有料ドリンク1本無料」や「作品を持ち込み、店内に展示すると利用料金が1時間無料」などのユニークな制度も。展示できる作品は、イラストや動画、手作りの小物類など幅広く受け付けている。リピーターが増えてきたことから、今後は月額利用制度も考えているという。

 コワーキングスペースとしての利用以外にも、貸し切りのパーティー利用やイベント利用も多いという。「登壇者と客という形式のイベントだけでなく、クリエイターの制作過程を客が間近で見るというような参加型のイベントも増やしたい。こんな人に会いたいという声を聞き、ブッキングを行うこともある」と福桝さん。

 営業時間11時~23時。

下北沢経済新聞VOTE

下北沢経済新聞を読んだことをきっかけに、実際に足を運んだ店やイベントはありますか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース