下北沢に11月30日、モニュメント「こいぬの木」(世田谷区北沢2)が設置された。
下北沢駅南口すぐの商業施設Recipe SHIMOKITA前の広場に待ち合わせスポットとして設置された同モニュメント。運営管理はジオ・アカマツで、運営一部の奥田宗久さんは「Recipe SHIMOKITAの販売促進の一つとして、待ち合わせ場所を作り、駅から人を呼び込みたい」と狙いを話す。
コンセプトからデザインまで全て手掛けたのは下北沢ゆかりのイラストレーター、作家、俳優など多方面で活躍するリリー・フランキーさん。「若い人たちが下北沢で笑ったり泣いたりして、ここから巣立っていってほしい」という思いから、下北沢に集まる若い人たちを子犬に、下北沢を木に見立てて制作したという。「下北沢らしくポップでインパクトのある仕上がりになった」と企画から携わっているヴァンクラフトの塩崎公靖さんも自信を見せた。
設置に併せて同日、街頭で缶バッジの無料配布も行った。現在、Recipe SHIMOKITAテナント内でも配布している(無くなり次第終了)。
奥田さんは「『こいぬの木で待ち合わせね』と言われるくらい愛される存在になってもらえれば」と期待を込める。