映画学校の生徒らが下北沢で初舞台-舞台の経験、今後の糧に

「夢見通り商店街」の住人を演じた学生たち

「夢見通り商店街」の住人を演じた学生たち

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 下北沢駅前劇場(世田谷区北沢2)で3月7日~9日、日本映画学校(神奈川県川崎市)俳優科の学生たちの初舞台となる公演「夢見通りの人々」が行われた。

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 同作品は、大阪にある架空の商店街「夢見通り商店街」を舞台に、個性あふれる住人たちの様子を描いたオムニバス作品。原作は、作家宮本輝さんの同名小説。

 今年で2回目となる同公演では、延べ約400人の観客を動員。演出の加瀬さんは「まったくの舞台素人である学生を2カ月という短期間で舞台に立たせることが一番の苦労だった。今後の公演も、より良いものにしていきたい」と話す。

 主役を演じた津田さんは「映像でも舞台でも演技の本質は変わらない。今回は初舞台で反省点ばかりが目立ったが、今回の公演で学んだことすべてを糧にして次につなげていきたい」と意欲をみせる。

 公演終了後には感極まって涙を流す生徒もおり、この日の経験は生徒たちにとって次のステップへ進む大きな足掛かりとなった。

アジア映画47作品「横濱学生映画祭」-李相日監督初期作品も(ヨコハマ経済新聞)日本映画学校下北沢駅前劇場

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