下北沢に特化した地域SNS開設-参加条件は「下北が好きなこと」

サイト画像より。「ブロイラー」には「脂の乗った若鶏」の意から転じて、「まだ世にでていないアーティストを育てる」という思いが込められているという

サイト画像より。「ブロイラー」には「脂の乗った若鶏」の意から転じて、「まだ世にでていないアーティストを育てる」という思いが込められているという

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 インターネット関連の企画などを行う第四企画(世田谷区)は8月20日、下北沢に特化したSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)「下北沢ブロイラーSNS」を開設した。

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 同社は、ウェブサイトの運営・制作などを手がけるほか、下北沢南口のレンタルボックス店「ハコウリ」(世田谷区北沢2)の運営も行っている。「下北沢が好きな人、下北沢のことをもっとよく知りたい人が集まるようなサイト」(同社ディレクターの平林さん)をテーマに2年前から構想を始め、下北沢に関する情報サイトを立ち上げるなど模索を続けてきた。ユーザーに積極的に参加してもらう最適な形を検討した結果、SNSに落ち着いたという。

 現在のユーザー数は約60人。今後、同社に関連するウェブサイトで告知を行うほか、下北沢のショップや街頭でチラシを配布するなどして認知を広め、来年12月までに25,000人のユーザー登録を目指す。既会員ユーザーからの招待に加え、年末までは「下北沢が好きな人」なら誰でも可能な新規登録も受け付けている。下北沢に特化することで、「本当に下北沢が好きなコアなユーザーを獲得し、既存の大手SNSにはない濃密な双方向のコミュニケーションを目指す」(平林さん)という。

 平林さんは「下北沢にはたくさんの劇場、ライブハウス、服屋、カフェ、レストランなどが狭いエリアに集中していて熱気あふれる魅力的な街。人づてに新しくリアルな情報を共有できるようなサービスを目指せたら」と期待を寄せる。

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