下北沢のカフェで知的障害者のクリスマスアート展-グッズ販売も

赤司寛和さんの作品「サンタクロース」。赤司さんの主なモチーフは人物や乗り物

赤司寛和さんの作品「サンタクロース」。赤司さんの主なモチーフは人物や乗り物

  • 0

  •  

 下北沢北口のカフェ「strobe CAFE(ストロボカフェ)」(世田谷区北沢2、TEL 03-5790-7357)で現在、社会福祉法人「湘南福祉センター工房絵(こうぼうかい)」の作品が展示されている。

[広告]

 工房絵は神奈川県平塚市にある社会福祉施設。知的障害者による芸術活動(障害者アート)の促進・支援に力を注ぎ、所属作家約40人によって制作された絵画やイラスト、立体、オリジナルグッズを貸与・販売している。展覧会への出品や企業とのコラボレーションも積極的に行っている。

 12月9日より始まった同展のテーマは「クリスマス」。出品作家は赤司寛和さん、川村紀子さん、池田JUSTINEさん、山本頼子さん、清水壮一郎さん、池田理紗さんほか。絵画やドローイング約30点を展示するほか、特製ポストカードやグッズを400~2,000円程度で販売している。

 同店を運営し、同展の企画を手がけたストロボノートの井出裕一郎さんは「純粋に作品の魅力に注目した。『アウトサイダーアート』と呼ばれるように、特殊なジャンルに分類されがちな作品群だが、そうした先入観なしに、まだまだ知る機会の少ない障害者アートの世界に気軽に触れ、楽しんでほしい」と話す。

 営業時間は13時~23時。月曜定休。入場無料。同展の開催は今月28日まで。

下北沢経済新聞VOTE

下北沢経済新聞を読んだことをきっかけに、実際に足を運んだ店やイベントはありますか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース