下北沢に複合商店街「西洋百貨店」-個性的な小規模店が集積

「西洋百貨店」店頭。現在営業している3店舗の商品を並べる

「西洋百貨店」店頭。現在営業している3店舗の商品を並べる

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 下北沢北口に昨年12月23日、複合商店街「西洋百貨店」(世田谷区北沢2)がオープンした。

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 同商店街は、北口のビル「ラスカシエロ下北沢」1階に位置し、現在3店舗が営業を開始している。出店しているのは、アクセサリーショップ「Laboure(ラブレ)」(TEL 03-5454-0791)、セレクトショップ「PUKU(プク)」(TEL 03-6416-8430)、雑貨店「虹色チャンプルー」(TEL 03-6416-8711)の3店。

 「Laboure」の店舗面積は4坪。店頭には、教会で実際に使っていた素材を使用した十字架などのアクセサリーを並べる。商品単価は1,000円~2,000円で、そのほとんどが店長の遠藤幸子さんの手作りによるもの。以前、同じく北口に位置する複合商店街「東洋百貨店」内の雑貨店でも店長を務めていた遠藤さんは「幅広い年代の女性が訪れている。商品のほとんどが手作りなので、『これを作ってほしい』という要望に応えることもできる」と話す。

 同じく店舗面積4坪の「PUKU」には、アメリカやフランス、スペインなどのワンピースやスカート、パンツなどが並ぶ。価格帯は500円~10,000円。なかでも、、シフォンのワンピースは「人気が高い」(オーナーの水越千春さん)という。「以前までアパレル関係の仕事をしていて、ずっと自分の店を持ちたいと思っていた。なかには1点ものもあり、毎週、新しい商品を入荷している」と水越さん。

 一番奥に位置するのは「虹色チャンプルー」で、店舗面積は3.5坪。主に世界各国のエコバッグや時計、アクセサリーなどを扱っている。価格帯は300円~10,000円で、店長の人見亜樹さんは、オーストラリアのブランド「Chippie(チャッピー)」から直輸入しているバッグを「注目商品」に挙げる。人見さんは「『Chippie』はまだ日本に入ってきていないブランド。なので、このブランドバッグが買えるのは、恐らく日本で当店だけ」と話す。

 オープンから1カ月が過ぎたが、隣接している店舗同士の距離が近いこともあり、「店舗同士とても仲がいい」と人見さん。「店頭に出す商品の並びも、いつも3人で話し合って決めている。この和気あいあいとした雰囲気を、来てくれるお客さんにも感じてもらえれば」とも。

 営業時間は12時~20時。2月中旬に4店舗目のオープンが予定されている。

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