本多劇場グループ、下北沢に7館目の劇場-シネマアートン跡に

改装工事が進み、真新しい看板が掲げられたシアター711

改装工事が進み、真新しい看板が掲げられたシアター711

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 本多劇場グループは2月25日、下北沢南口に劇場「シアター711」(世田谷区北沢2、TEL 03-3469-0511)をオープンする。

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 同劇場は本多劇場、ザ・スズナリ、駅前劇場、OFF・OFFシアター、「劇」小劇場、小劇場楽園に続く、同グループ7館目の劇場となる。場所は昨年6月に閉館した映画館「下北沢シネマアートン」跡で、座席数は70~80席を予定。

 同ブループ代表の本多一夫さんは1959(昭和34)年、下北沢駅近くでバーの経営を始め、徐々に事業を拡大。1980年の本多スタジオ設立を機に、本多劇場をはじめ、下北沢に次々と劇場を開き、「演劇の街」の形成に貢献した。また、もともと映画俳優だった本多さんは近年、映画「ざわざわ下北沢」に出演するなど、俳優としての活動を再開している。

 本多さんは「映画館の座席をそのまま使用した。ゆっくり(公演を)ご覧いただける」と新しい劇場をアピールする。

 こけら落とし公演は第19回下北沢演劇祭参加作品のひとつ、世田谷区民上演グループBによる「ソラのタネ」。演出は大岩正弘さん、脚本は大岩真理さんが担当し、本多さんも出演する。

 開演時間は、2月25日~27日=19時30分、28日=15時・19時30分、3月1日=15時。入場無料。公演は3月1日まで。

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