作家43人がCDやレコードのパッケージをデザイン-下北沢で企画展

来場者はパッケージを手に取って触ることもできる

来場者はパッケージを手に取って触ることもできる

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 下北沢西口の「ギャラリィトウキョウジョウ」(世田谷区北沢2、TEL 03-3418-4007)で2月8日から、CDやレコードのパッケージを展示する「DISC DESIGN EXHIBITION」が開催されている。

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 同展は、プロアマ含め43人の作家たちが作った、実在・架空のアーティストのCDやレコードのパッケージデザインを展示するもの。2007年10月に続いて2度目の開催。前回はイベントチーム「PCT[POINT COMMUNICATION TOOL]」の単独開催で行われたが、今回は同ギャラリーとの共催になる。

 同ギャラリーの「城主」、ふんずさんは「前回の評判がとても良かったので、第2回はこちらから開催をお願いした。メンバーは皆、本当に音楽を愛していると思う。そうした彼らと一緒に、これからも展示会を毎年やっていきたい」と話す。

 会場では江戸絵画をモチーフに日本の四季折々を表現したものや、アクリルを用いたオブジェ的なデザイン、レコードバックにもなるタイプなど、多種多様なパッケージを展示している。来場者は実際にパッケージを手に取って触ることもできる。展示会のトータルデザインを担当した坂本真理さんは「一つひとつの作品をじっくりと見てもらえるように、シンプルな美しさを心掛けた」と話す。

 展示会の企画者である松崎由香さんは「今はダウンロードの音楽配信が全盛で、パッケージが無くなりつつある。だが、音楽の中身だけではなく、パッケージデザインなどのトータルこそアーティストの作品であり、主張だと思う。この展示会が、パッケージの良さを見つめ直してもらえる機会になれば」と話す。

 開場時間は13時~19時。「入城」無料。開催は今月14日まで(9日は定休)。

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